頂いたご感想にあったご質問や問題点への店主からの回答です。
お一人ずつ個別にお返事もしていますが、ここでは似通ったものをまとめています。
ブラに関すること |
パンツに関すること |
両方に関すること |
★ ホルタースタイルは肩が凝ります。何か良い方法はありませんか? ★ ホルタースタイルだと合わない服があります。何か良い方法はありませんか? |
あります!
ちなみに、店主の私も(自分で考えておきながら)ホルターだとすぐ首が凝るので、
私はもっぱらV字にしています。アンダーも前で結ぶと2重になって下がしっかり
するので、肩ひもの負担がさらに減って楽ですよ。
★ ブラのひもが緩んでくるけど、かといってきつく結ぶと解きにくいです。 |
背中クロス(ばってん)スタイルや、普通のブラのようにまっすぐ下ろしてアンダーに
結ぶと、結び方が片結びになるため、緩んだり位置が動いたりし易いやすいです。
特に授乳などでカップ部を動かしたりすると、その結び目が動いてしまいます。
その場合のオススメは、V字の結び方です。(着方説明をご参照ください。)
背中に結び目が当たるのが、ちょっと嫌かもしれませんが、アンダーのひもは前まで
回して結ぶと、結び目が後ろで重ならないし、比較的安定します。
また、アンダーは前で結ぶと、途中でサイズの調整が必要になっても簡単にできます。
★ 寝っ転がるとブラのひもが当たって痛いです。 |
これに対するオススメは、アンダーのひもは前まで回して前で結び、肩紐はばってん
にして脇の下近くで結ぶコンビネーションです。
この方法だと背中に結び目がこないので、車の運転や、新幹線や飛行機などの
長く乗り物に乗るときもオススメです。
★ 使っているうちに、ひもが丸まって細くなってしまいます。 ★ ひもが細くて、肩が痛くなります。 |
ブラの紐は、縫えば丸まらなくなるのですが、そうするとあの柔らかさは出ず、またこれ以上
太く作っても、丸まったときに太さより厚みが出てしまうので、いまくらいが限界です。
(LとLLは発売当初よりも太めになっています。)ごめんなさい。
ちなみに、草木染めはひもも布がしっかりしていて、比較的細くなりにくいと思います。
なるべく細くならないための予防策ですが、ブラのひも部分はストレッチ・コットンで
素材自体が熱で劣化が進む傾向にあるため、お洗濯のお水は低温で、できれば陰干し、
またアイロンはブラの紐にはお使いにならないほうが良いと思います。
また、重みで肩が痛くなる場合の対処法ですが、アンダーのひもを前まで回して結ぶ方法に
すると、アンダーがしっかりして、肩への負担が若干減ります。これもぜひ、お試しください。
★ 胸が大きくて下がってしまいます。 |
店主にない悩みなので、胸が豊かな方の下着の条件がなかなか分からず、ブラにも反映
しきれていないなと常々思っているところです。これもごめんなさい。
構造上すでに無理なところもあるのですが、上の項に書いてある、重みで肩が痛くなる
場合の対処法や、肩紐をホルターではなく一番安定するバッテンのスタイルにすると、
ある程度改善すると思います。ぜひお試しください。
★ パッドが抜けてしまって面倒なので、ブラの端が縫ってあると良いかも。 |
ブラを着用中にパッドが抜けることはほぼないので、多分、お洗濯のとき、というお話
だと思います。
パッドを入れる部分は、端を縫ってしまうとブラのサイドが体から浮いてしまうので、
わざと縫っていません。
もしもお洗濯のときにもパッドが抜けないほうが良ければ、ブラの内側の布へ縫い付けて
しまうと良いと思います。真ん中をサクッと数針縫うだけで大丈夫でしょう。
着用中に抜けるのを防ぎたい、という場合は、ブラの端を、上下から真ん中のあたりで
一針二針だけもかがっておくという手もあります。お試しください。
ちなみに、普通に着用されるときは、パッドはブラを着け終わって最後に外側の脇から
差し込むのが一番簡単です。店主なんかはパッドが暑くて苦手なので、外出のときは
パッドを入れて、家に帰るとその脇からパッドだけ抜く、ということもやります。
ご参考までに。
★ 肌が弱いので、縫い目が肌に当たらないように、裏返して着ています。 |
ルグのパンツとブラは、縫い目がとても少ない構造ではあるのですが、やはり少し
肌の面に出てしまいますね。縫い糸もポリエステルですし、気になりますよね。
もしもご面倒でなければ、ちょっと手を加えていただくと、改善する方法があるので、
やってみてください。
ひもと本体を縫ってある部分は、ひもで縫製部分を内側へ包んで、端をコットンの糸で
かがります。手縫いですとかがった糸がほとんど出ないように縫うことができるので、
縫い目が布でカバーされる形になります。パンツの前の部分は、ひもが入っている部分を
内側に同じ幅で倒して、やはりその下側をかがれば、縫い目部分が隠れます。
どれくらい先になるかはわからないのですが、将来、リクエストがあった場合にこのような
処理をしてお届けできるようなシステムも作れたらいいな、と思っています。
それまでどうぞ、ご辛抱くださいませ。
★ おトイレが面倒! |
トイレのたびにひもを解いてまた結んで、が面倒という方は(私も含め)多いですね。
なんですが、ゆるりパンツはそのちょっとした手間と面倒を掛けて余りある良いところが
ある、と思っています。このひもを解くために「うっ」っと我慢しないといけない
あの一瞬の繰り返しが、尿漏れ防止の訓練になっているとも思います。かくいう私も
出産後はクシャミさえも危ないときもありましたが、いまは大丈夫ですから。
と言いつつ、幾つかおトイレが簡単になるヒントを...。
ふんどしパンツ業界(?)で「アジャスター結び」と呼ぶ結び方があり、これだと
結んだままひもを引くだけで長さの調整ができます。ゆるりパンツもこれに結びなおして
(難しくはないです)使っているお客様もいらっしゃいます。
店主は個人的に蝶々結びが可愛いと思うので、ゆるりパンツをその形で販売する予定は
ないのですが、ネットで検索するとこの結び方の説明も見つかるので、気になる方は
探してみてください!
もう一つのやり方はズバリ、結んだまま脱ぐ!これは縫い目に負担がかかるのでオススメ
していないのですが、そうしていらっしゃるお客様が意外に多いです。笑 確かにルグの
ひもはパンツの方もある程度の伸縮性があるので、もぞもぞとやると解かなくても脱げます。
で、そのまままた履いてしまうこともできますが、やはりちょっと緩くなってしまって
いると思うので、ここは一度結び直すほうが良いと思います。
★ パンツのひもがズボンやストッキングに当たって痛い。 |
結ぶ位置を変えてみましょう。
腰骨の上ではなく、それよりなるべくおへそ寄りのパンツの布のギリギリ端で結ぶと、
結び目はそのあたりのお肉(贅肉?)のなかに沈んで、痛くなりにくいです。
あるいは、いっそスボンの上へ出して、ファッションとしてひもを見せてしまう、
という方もいます!
★ パンツのひもが解けそうで不安です。 |
ゆるりパンツのひもはニット生地で摩擦が高いので、比較的解けにくいのですが、
スカートのときは不安、という声もあります。(店主はズボン派なので、あまり
困ったことがないのです。ごめんなさい。)
そこで、お客様から教えていただいた方法2つをご紹介。
ひとつは、ひもを2回結ぶ!
これは簡単ですね。でもトイレに行くとき、ちょっと面倒かも。
もうひとつは、下の項にご紹介する方法で、結び目が前中央になるように改造する、です。
★ パンツの前面部がずれたり寄ったりするのが気になります。 ★ パンツのひもは前で結ぶスタイルが良いです。 |
お客様に教えていただいた、結び目を前にする改造方法です。
確かにこれだと結び目部分の摩擦が増すので解けにくくなり、また前面部も
動きにくくなります。
ハサミを入れるのはちょっと勇気が要るかもしれませんが、やることは
難しくないので、ご興味のある方はお試しください!
①パンツの紐を通してある部分から抜いて、紐を通す部分の前側中央に
ハサミで切り込みを入れる
②もう一度紐を通しなおして、その真ん中のスリットから出す
③普通は通していない左側のひもも反対側から通して、同じスリットからだす
④着用時はひもを真ん中で結ぶ
★ 生理中はどうしていますか。 |
このご質問もよくいただきます。
ゆるりパンツだとちょっとゆるすぎて、ナプキンがずれてしまうのですよね。
ちなみに店主の私は、生理中は諦めて普通の日本の生理用ショーツを使っています。
防水布付きなので、そこにそのまま布ナプのプレーンタイプを載せるだけです。
でも2−3日が限界で、早くゆるりパンツに戻りたくなりますね。
ちなみに、お客様の中に、ゆるりパンツも生理中使える!という方もいらっしゃいます。
そのままでも大丈夫、という方もいますし、ちょっと工夫をすると使えるという場合も
あるようです。全ての方に有効な方法ではないのですが(私は難しかったです)ここに
ご紹介しますので、ご興味のある方はぜひ試してみてください。
①腹巻などをして、押さえる
②スパッツやレギンスなど、ぴったりめの服を着て押さえる
③布ナプをゆるりパンツにぐし縫いで縫い付けて使う
ルグ自体が布ナプ屋でもあるので、生理中はゆるりパンツが使えないというのは、非常に
気になる課題ではあるのです。なので生理用ナプキン対応型もいつか出来たらいいなと
思っています。
少なくとも、生理でない時間をこのパンツで過ごして迎えた生理は、そうでない場合より
ずっと楽な気ですよ!
★ 縫っていない裾の部分が丸まって、ズボンスタイルのときに響きます。直りませんか? |
私なんかはもう歳のせいか(?)そんなところは見ている人もいないだろう、と
気にならないのですが、そう言われてみると、薄い生地のスボンだと分かりますね。
なのですが、ごめんなさい、これはどうしようもないです。アイロンをかけてもダメでしょう。
逆に、ゴムの入ったパンツだとおしりのお肉が段々になってしまうけど、ゆるりパンツなら
大丈夫、とか、おしりが上がってきれいになった、というご感想もいただくので、完璧とは
いかないですが、良いところもあります!
ゆるりパンツはTバック風にも履けるのですが、それはいかがでしょうか。(下の項参照。)
★ Tバックスタイルが欲しい。 |
実は、ゆるりパンツはTバックにもなるのです!
一つは簡単で、前後を逆に履いて、後ろを絞り気味にして挟んで着る、という方法。
これはお客様に教えていただきました。
もう一つはちょっとお裁縫が必要になります。そして、店主が考えついたものの、まだ
試してみていないので、保証はありません。近いうちにやってみようと思いますが、
その前にお試しになった方がいたらぜひ、結果をお知らせください。
上の方法と同様、前後を逆に履くのは同じですが、絞るのでなく、切って幅を狭くして
しまう、という方法です。股の部分は切りっぱなしでも大丈夫ですが、紐を通す部分の
縫い目の端だけ、ほつれてこないようにちょっと縫ったほうが良いと思います。
★ ウエストがゴムのタイプもあると嬉しいです。 |
最近多いふんどしパンツのタイプですね。店主もたーまに浮気をしてこのタイプを
履きますが、やっぱりゴム楽チン!とか思ってしまいます。笑
でも、あの形だと、今のゆるりパンツの良いところの何点か(乾きが早い、干した時
下着に見えない、自分で染めるのが簡単)が犠牲になるし、ゆるりパンツを着たときの
あの「健康的なセクシーさ」みたいなものがいまひとつ出ないのです。
ですので、ルグに期待してくださったお客様には大変申し訳ないのですが、ゴムタイプは
ルグでは作らないでいよう、と今は思っています。(いつか気が変わるかもしれませんが。)
★ 針穴が大きくて、そこから布が裂けてきました。 |
ゆるりパンツを売り始めて2年目ぐらいにあったご指摘です。
詳しく調べると、確かにひもと本体を合わせる部分の縫い目の穴が大きく、穴が空いている
ようになっているものが他にもありました。明らかに店主の検品時の見落としです。
それから縫い子さんと相談して、針を替えるタイミングや糸調子を変えて試行錯誤しました
が、あまり改善されず。それが起こるのが特定の色の草木染めの布だけだったので、染める
際の媒染剤の影響で布が固めになっていることが原因かも、と思い当たり、今度は染め工場
に相談して、仕上がりをソフトになるようにしてもらって、なんとか解決しました。
ルグに関わっている職人さん達も、本当に真摯にルグの商品と向き合ってくださっています。
ただ、長く同じものを作っていると、私も含め、慣れゆえに見落とすところが出てきたり
するのだろうと思います。そのようなことがないようにするのが店主の務めではありますが、
もしもお客様側で気になったことなどがございましたら、どうぞそこで放り投げずに、
お知らせくださいましたら嬉しいです。
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