Bali Advertiserに長年、環境関係の記事を書いているウブド在住のCat Wheeler氏が指揮を取って、
インドネシアの貧困家庭の女の子達に生理用布ナプキンを配布するプロジェクトが始動します。
それに関する記事(英語)はこちら。
http://baliadvertiser.biz/dignity-for-poor-girls-and-women-period/
アフリカやインド、そしてインドネシアでも、とても貧しい地域の家庭では生理用ナプキンを買うこともできないため、ボロ切れや乾いた草、果ては土までも使って、しのぎます。そして当然それでは外へは出られないため、女の子は生理になると学校を休んで家にこもるそうです。そうやって毎月何日も学校を休んでいれば学業も遅れがちになり、落第も当たり前。そうして、貧困のサイクルから脱出する機会も逃してしまいます。
アフリカやインドではすでにそういったプロジェクトがあるそうですが、インドネシアはまだありません。そこで、インドネシアのそんな彼女達に布ナプキンを配ろう、というプロジェクトです。
まずはスンバ島とバリの北部の地域から。
そして、そのモデルとしてルグの布ナプキンに白羽の矢が当たり、キットの構成や製産方法、実際の使い方指導等のアドバイザー役として、ボランティアで参加させていただくことになりました。ルグの目標は、布ナプキンを使ってもらうだけでなく、自分達で現地で作れるようになってもらうこと。
独りではなかなか踏み切れなかった大きな計画なので、お手伝いできるのが本当に嬉しいです。
布ナプキン、作っててよかった!細々とだけど続けていてよかった!
目下の課題は、素材となるコットンのネル生地をインドネシア内で調達すること。(これが意外と難しくて、ルグは日本から生地を輸入することで妥協しているのです。)濃いめの色の生地なら尚よし。
何か良いアイデアのある方、ぜひお助けを!